課外活動で優秀な成績を収めた団体や、本学若しくは地域社会に多大なる貢献をした団体に授与するもので、受賞団体には賞状と奨励金が贈られます。
私たちの取り組み「選挙を学問する!」などが評価されました。
平成30年度東北大学
基金課外活動奨励賞
を受賞しました!
これまでの活動
私たちは2016年度からの発足以来、様々な形で大学内での学問のあり方や、社会に存在している諸課題について向き合ってきました。
2023年度
(予告)
(予告)
「電力会社の最高益の裏で広がるエネルギー貧困」(11/2)
ウクライナ情勢や円安などによる物価高騰のなか、電気やガス料金を払えない「エネルギー貧困」が拡大しています。一方で大手電力会社の多くが過去最高益を上げています。なぜ格差は広がるのか。
貧困支援の現場で活躍する大学生と、エネルギー政策の専門家・大島堅一さんをお招きして報告していただきました。
当日は、多くの質問が出されてとても盛況でした!
「移民・難民問題にいかに取り組むか」学習会(6/23)
2023年6月9日の「出入国管理法」改定案の採決を受けて、移民問題に取り組む清野さんをゲストにお迎えしてこの”問題”についての報告と参加者を交えたディスカッションを行いました。
新型コロナ感染拡大以降しばらくぶりの公開ゼミの開催になりましたが、多くの参加者に起こしいただき活気ある議論がなされました。
2020年度
オンライン新歓(4/16~5/29)
世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスcovid-19の影響で、オンラインにて新歓イベントを行うことになりました。
試行錯誤の中でしたが、それぞれの回で大変議論が深まりました。
2019年度
署名活動開始(12月)
約半年の書面準備期間を経て、署名活動を開始しました。毎週土曜の12時から街頭署名を行いました。
また、東北大学川内キャンパスやオンラインでの署名も行っています。
朝日新聞、毎日新聞に取り上げていただきました!
「市民の声を」大学生が署名活動「強制不妊訴訟」朝日新聞2019年12月8日
https://www.asahi.com/articles/ASMD5528QMD5UNHB00K.html
「街の声 今年を振り返って 若い世代の熱意と奮闘」毎日新聞2019年12月25日 https://mainichi.jp/articles/20191225/ddl/k04/070/134000c
FFFコラボイベント
~気候変動vs気候正義~(11/19開催)
FrydaysForFuture Sendaiと「気候変動vs気候正義」のコラボイベントを行いました。
現在、世界中の若者が”気候正義”を訴え、各国の政府機関は気候変動対策に大きく乗り出し始めています。2人のプレゼンターが現状と世界の情勢を紹介し、ディスカッションで議論を深めました。
9月合宿(9/8~9/9開催)
「中新田交流センター」にて合宿を行いました。
「5/28判決について」原告弁護団の公演(6/21)
新歓イベントではゲストをお呼びして「気候変動」「グローバルな人権侵害」についてイベントを開催しました。それ以外にも様々なテーマで公開ゼミ形式のイベントを開催しました。
プロジェクト始動(6月)
5月28日の仙台地裁判決をうけて「強制不妊訴訟 不当判決にともに立ち向かうプロジェクト」が立ち上がりました。
今私たちにできることは何か。ここから旧優生保護法に関する学習をさらに重ね、署名活動の準備をはじめました。
5月公開ゼミ(5/14~5/21)/フィールドワーク(5/28)
5月は「旧優生保護法」「外国人労働者」「ホロコースト」を取り上げて公開ゼミ見識のイベントを行いました。優生思想にはどのような歴史があるのか、社会的にどのような影響をもたらしたのかを学びました。
5月28日には仙台地方裁判所まで実際に足を運び、強制不妊手術の国家賠償請求訴訟訴訟の傍聴を行いました。
4月新歓イベント(4/5~4/26)
新歓イベントではゲストをお呼びして「気候変動」「グローバルな人権侵害」についてイベントを開催しました。それ以外にも様々なテーマで公開ゼミ形式のイベントを開催しました。
4/9「地球温暖化・気候変動を食い止めるとめるができるか」では、環境アクティビストの清水イアンさんをお呼びしました。ツバルでの現地調査の報告を踏まえつつ、気候変動とエネルギー政策についてお話しいただきました。
4/16「グローバルな人権侵害にいかに立ち向かうか」では、国際NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子弁護士をお呼びしてアジア地域における児童労働などの実態、国際的な支援の連帯についてお話いただきました。
昼休みには文系総合講義棟のコモンスペースを利用してオープンサロンを行いました。「BREXIT」「こどもの貧困」についてコーヒーをを片手に開けた空間で議論を広げました。
2018年度
地球温暖化と異常気象(11/27開催)
~「人類最大の危機」に対して私たちができること~
国際的な環境NGO「350.org」の日本支部の立ち上げに貢献し、現在は「環境に取り組むクリエイティブチーム」NEWWのプランナーとして活動されている環境アクティビストの清水イアンさんをゲストに呼んで、現在進んでいる気球温暖化・気候変動と社会を変えていくための実践についてお話いただきました。
「日本の銀行が環境破壊に加担する事実」を知らない日本人へ。25歳のアクティビストが提案する解決策とは
http://neutmagazine.com/Interview-Ian-Shimizu-Pughe
幸せと悲しみが共存する国。世界初の「沈む」WEBサイトが伝えたい、気候変動のリアル
ゲスト講師の清水イアンさんについては以下のサイトをご参照ください。
現代思想の最前線 新世代の資本主義論(7/13開催)
~新自由主義、エコロジー、民主主義をめぐる現代社会の諸問題~
NHK『ニッポンのジレンマ』にも出演された新進気鋭の経済学者である、大阪市立大学の斎藤幸平准教授をゲスト講師としてお呼びしました。講演では新自由主義による格差・貧困の拡大、エコロジーの問題、ポストキャピタリズムなど現代資本主義の諸問題についてお話いただきました。
秋新歓 公開ゼミ(10/9~11/20開催)
10~11月は「沖縄県知事選挙」「災害救助」「『新潮45』問題」「児童虐待」の4つのテーマを取り上げたイベントを行いました。
朝鮮半島の歴史的転換点(7/6開催)
~朝鮮戦争の終結と米朝核交渉の歴史から考える~
昨年11月にピークを迎えた米朝間の緊張とその緩和、歴史的な首脳会談までを振り返り、今後の展望について議論しました。
格差・貧困を解決するための財政は可能なのか(6/22)
~グローバルな資本主義の行き詰まりの中で21世紀の福祉国家を模索する~
東北学院大学経済学部共生経済学科の佐藤滋准教授をお呼びして、先進資本主義国における格差・貧困の拡大についてクズネッツからピケティに至る経済理論の観点や、専門である財政社会学の観点でお話いただきました。
人権派弁護士が挑む”旧優生保護法”
強制不妊手術被害者と共に権利回復のために闘う(5/17)
特別講師として旧優生保護法下における強制不妊手術の問題に取り組んでいらっしゃる新里宏二弁護士(新里・鈴木弁護士事務所、日弁連元副会長)をお呼びしました。
講演会では現在、行われている国家賠償訴訟について、被害者の権利回復のために弁護士としてどのように取り組んでいるかをお話いただきました。
イベントについて河北新報と毎日新聞に取り上げていただきました!
旧優生保護法:強制不妊提訴 「被害者の声、社会変える」 仙台弁護団長が講演 /宮城 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180519/ddl/k04/040/208000c
<旧優生保護法>提訴の意義を強調 東北大でシンポ弁護士が講演「1人の提訴が多くの救済に」 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180518_13037.html
公開ゼミ(5/8~5/25)
5月は「外国人労働者」「難民問題」「ジェンダー」「震災復興と地域経済」を取り上げて公開ゼミ形式のイベントを行いました。
新歓イベント(4月)
新歓イベントではゲストをお呼びして「気候変動」「福島第一原発事故」「グローバルな人権人権侵害」についてイベントを開催しました。それ以外にも様々なテーマで公開ゼミ形式のイベントを開催しました。
4/11「地球温暖化・気候変動をどう食い止めるか」では本学の東北アジア研究センター・明日香壽川教授をお呼びして、気候変動とエネルギー政策についてお話いただきました。
4/19の「福島原発事故の現在とジャーナリズム」ではOurPlanetTV代表の白石草さんをお呼びして、福島原発事故の現在についてお話いただきました。
4/24の「グローバルな人権侵害にいかに立ち向かうか」では国際NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子弁護士をお呼びし、国際支援についてお話いただきました。
東北大学フェアトレード推進サークルamoさんと一緒に映画『バレンタイン一揆』上映会を開催しました。
2017年度
冬季イベント(11/29~1/11)
・教員のブラック労働から考える「働き方改革」(11/29開催)
・冬季新歓では「ヘイトスピーチ」「ホロコースト」「トランプ大統領」のテーマを公開ゼミ形式で行いました。
日本や世界中で歴史修正やナチス賛美がされ、民主主義を崩壊させるヘイトスピーチも路上であふれています。トランプ大統領の登場でさらに新しいフェーズに入った差別問題について考えました。
震災7年目に改めてボランティアの社会的意義を考える
~東北大生への意識調査で見えてきた課題と現在~(11/17開催)
東北大学課外・ボランティア活動支援センター 学生スタッフSCRUMと共同で10月に東北大生に対して行ったボランティアへの意識調査をもとにイベント行いました。
調査の結果についてはセンターの紀要に掲載されます。
秋新歓 公開学習会(11/17開催)
11月は「外国人労働者」「過労死・過労自殺」「日米地位協定」を取り上げて公開学習会式のイベントを行いました。
サロン10月連続イベント企画(10/13~10/26開催)
10月は、「北朝鮮危機」「税と社会保障」「憲法改正」「沖縄戦」の4つのテーマを取り上げたイベントを行いました。
選挙を学問する(10/15開催)
ー2017年衆院選候補者に問う 3つの争点ー
今回は、衆院選立候補予定者にを行い、「改憲」「働き方改革」「消費増税と社会保障」の3つの選挙争点について各候補者に政策の狙い・判断根拠・具体的見通しを語って頂きました(インタビュー映像は、動画配信サイトで公開していきます)。また、東北大学内で衆院選を考えるシンポジウムを開催し、インタビューの映像を通じて上記テーマについて学生どうしで議論しました。
選挙を学問する(7/21開催)
ー東北大生が問う 仙台市長選4つの政策ー
7月に行われた仙台市長選挙において、候補者すべてに注目政策課題として「子どもの貧困」「保育」「長時間労働」「環境問題」について公開質問状を送り、それに基づき参加者と議論を行いました。
弁護士が支援の現場で見た日本の貧困(6/15開催)
特別講師として太田伸二弁護士(東北大学卒・反貧困みやぎネットワーク)をお呼びして、生活保護の運用から見えてくる「子どもの貧困」問題について取り上げました
多くの学生が関心を持つテーマだったこともあり、非常に多くの方にご参加いただきました。
新歓イベント(4/10~4/25)
新歓イベントでは「貧困問題」「国際紛争」「過労死」「気候変動」「ポピュリズム・レイシズム」について、各回ともゲストをお呼びして開催しました。
2016年度
ヘイトスピーチはなぜなくならないのか?(6/28)
6/28「ヘイトスピーチはなぜなくならないのか?」では反レイシズム情報センター(ARIC)の梁英聖(りゃん・よんそん)さんをお呼びして日本でのヘイトスピーチ街宣の様子や、それがなぜなくならないかを社会構造まで触れてお話しいただきました。
(追記)講師の梁さんは2020年11月に『レイシズムとは何か』(ちくま新書)を出版しています。
現代のレイシズムを分析する上で必読書になるでしょう。